日本、世界最大の原子力発電所、柏崎刈羽の再稼働を承認。福島原発事故後初
柏崎刈羽原子力発電所6号機、2026年3月までに再稼働見込み
AA.com 21.11.2025より:

イスタンブール
共同通信によると、日本政府は金曜日、世界最大の原子力発電所の再稼働を承認した。これは2011年の福島原発事故後初となる。
今回の決定は、柏崎刈羽原子力発電所6号機に関するもので、花角英世新潟県知事の承認を受け、2026年3月に再稼働する予定だ。
7基の原子炉を有するこの8.2ギガワットの原子力発電所は、津波によって引き起こされた福島第一原子力発電所のメルトダウン事故後、2012年から稼働停止となっている。日本政府は、原子力発電を「安定した炭素排出ゼロのエネルギー源」として挙げ、再稼働を支持している。
東京電力は、この動きを事業運営の重要な柱と位置付け、収益の増加によって福島原発事故の被災者への賠償に充てられるとしている。
知事は今後、12月2日に開会される地元議会に諮問する予定だ。議会が計画を承認すれば、国に手続き完了の通知が届く。
県の技術委員会が2月に発表した報告書では、徹底的な安全審査の結果、原発の適合性に関する安全上の問題はないとされている。
再稼働の準備が整っているのは6号機のみで、既に核燃料が装填されている。手続きが順調に進めば、2026年3月末までに稼働を開始する予定だ。






