英国、ガザ停戦の投票棄権で「恐怖に加担」:セーブ・ザ・チルドレン

リシ・スナック首相とその政府は再びガザの子供たちに「背を向ける」ことを選択したと英国に本拠を置く慈善団体が語る。
AA.com 09, 12, 2023より:

ロンドン

英国に本拠を置く慈善団体セーブ・ザ・チルドレンは金曜日、国連安全保障理事会でガザ地区の停戦に賛成票を投じなかった英国政府を批判し、ガザの子どもたちが直面するであろう事態に政府が加担していると非難した。

同紙はXへの投稿で、リシ・スナック首相とその政府が再びガザの子供たちに「背を向ける」ことを選択したと述べた。

「国連安全保障理事会で停戦NOWに賛成票を投じないことで、英国は今後数時間、数日、数週間にわたって子どもたちが耐えることになる恐怖に加担することになる」と述べた。

金曜日、ガザ地区で続く流血行為を止めるため即時停戦を要求する国連安全保障理事会決議草案に対し、英国は棄権したが、米国は拒否権を発動した。

イスラエルは、パレスチナ組織ハマスとの1週間にわたる人道活動休止期間が終了した後、12月1日にガザ地区への軍事攻撃を再開した。

ハマスによる国境を越えた攻撃を受けた10月7日以来、飛び地に対する容赦ない空と地上の攻撃により、少なくとも1万7487人のパレスチナ人が死亡、4万6480人以上が負傷した。

公式統計によると、ハマスの攻撃によるイスラエル人の死者数は1200人となった。