イスラエル、ガザ北部での「高強度」地上攻撃を終了

イスラエル国防大臣、ガザ南部での激しい攻撃は間もなく終了すると発言。
AA.com 15, 01, 2024より:

Yoav Gallant 国防相

エルサレム

イスラエルの国防長官は月曜日、ガザ地区北部でのイスラエルの高度な地上作戦は終了したと述べた。

ヨアブ・ギァラント国防相は記者会見で「ガザ地区南部では(集中段階は)間もなく終了するだろう」と述べたが、正確な日程は明らかにしなかった。

ギャラント氏は、軍がガザ北部で低強度の作戦を実施すると述べ、イスラエル軍が同地域にパレスチナ人組織ハマスの残存拠点を見つける作業を行っていると付け加えた。

この発表は、米国がイスラエルに対し、ガザへの無差別爆撃と攻撃をやめ、より的を絞ったアプローチを取るよう圧力をかけたとの数週間にわたる報道を受けてのことだ。

ギャラント氏は、ガザに対するイスラエルの猛攻の後、ハマスが権力の座から追放されたと仮定すると、ガザはパレスチナ人によって統治されることになるが、イスラエルに敵対する者には統治されないと付け加えた。

「将来のガザ政府はガザ地区から成長しなければならない。ガザはパレスチナ人によって統治されるだろう」とギャラント氏は語った。

同氏は「軍事作戦の終結は政治的行為に根ざしたものでなければならない」とも付け加えた。

10月7日のハマスの攻撃以来、ガザ地区での致命的な猛攻撃で、イスラエルは少なくとも2万4100人を殺害、6万834人を負傷させ、1200人近くのイスラエル人が死亡したと考えられている。

国連によると、この攻撃により、食料、きれいな水、医薬品の深刻な不足によりガザ住民の85%が国内避難民となり、飛び地のインフラの60%が損傷または破壊された。