疾病Xに備えよ、WHO事務局長が警告。

テドロス・ゲブレイェススは、この「共通の敵」に対処するために各国が5月までにパンデミックに関する合意に達することを期待している。絶対に合意してはいけません。各国の主権が奪われます。
AA.com 17, 01, 2024より:

Tedros Ghebreyesus

ロンドン

世界保健機関(WHO)事務総長は水曜日、疾病Xに備えることの重要性を強調し、各国がこの「共通の敵」に対処するために今年5月までにパンデミックに関する合意に達することへの期待を表明した。

テドロス・アダノム・ゲブレイェスス氏はスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、「パンデミック協定は、われわれが直面したすべての経験、すべての課題、そしてすべての解決策をひとつにまとめることができる」と述べた。

★次の動画は、パンデミック条約には絶対に参加してはならない事を示唆しています。

画像クリックで動画へ

ゲブレイェソス氏は「疾病Xへの備え」と題したパネルディスカッションで、「準備ができていない状態で物事に直面すべきではない。未知のことに備えることもできる」と語った。

同氏は、研究開発だけでなく、疾病Xに備えるための医療インフラや労働力の重要性に触れ、新型コロナウイルス感染症のパンデミック中に世界が見たように、一次医療が極めて重要であると強調した。

ゲブレイェソス氏は「地域社会でも疾病Xに備えることができる」と述べ、公衆衛生、教育、コミュニケーションが中心となるべきだと付け加えた。

同氏はパンデミック協定の重要性を改めて強調し、これは世界がより良い形で将来に備えるのに役立つと強調した。

「これは共通の敵に関するものであり、備えから始めて共通の対応がなければ、我々は新型コロナウイルスと同じ問題に直面することになるだろう」とWHO事務局長は付け加えた。

ゲブレイエスス氏は、パンデミック協定の期限が2024年5月であることを思い出し、それまでに各国がこのパンデミック協定に到達することを期待していると述べた。

さらに、直接の経験を持つこの世代がそれをできないのであれば、次の世代がそれをするとは思えないと述べた。 「ですから、私たちの子供たちや孫たちのために、私たちは未来に向けて世界を準備しなければなりません」とゲブレイェソス氏は付け加えた。