イラン、イラクとシリアでの米軍攻撃を非難

イラン外務省報道官、「地域全体に広がる戦争と紛争の危険」に警告。
AA.com 03, 02, 2024より:

イスタンブール

イランは土曜日、イラクとシリアにおけるアメリカの軍事攻撃を非難した。

イラン外務省のナセル・カナニ報道官は声明で、今回の空爆は「イラクとシリアの領土一体性と主権、国際法に違反し、国連憲章の明らかな違反」だと述べた。

カナニ氏はまた、「地域全体に広がる戦争と紛争の危険」についても警告したと声明で述べた。

さらに、「イラン・イスラム共和国は、地域における米国の不法かつ一方的な攻撃を阻止し、危機の拡大を食い止める国際社会と国連安全保障理事会の責任を改めて強調する」と付け加えた。

先月下旬、ヨルダンでドローン攻撃により米軍兵士3人が死亡したことを受け、米国は金曜日、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)=コッズ部隊とイラクとシリアのイラン支援民兵組織に対する一連の空爆を開始した。