レバノンとイスラエルの国境沿いレバノン南部で8万8000人以上の住民が避難:国連

「私たちと私たちのパートナーは、レバノン政府主導の取り組みを補完し、故郷から避難した人々に人道支援を提供し続けます」と広報担当者は述べた。
AA.com 15, 02, 2024より:

ワシントン

レバノン南部で激化する戦闘により、8万8000人以上の住民が避難していると国連報道官が木曜日に発表した。

「我々と私たちのパートナーは、レバノン政府主導の取り組みを補完し、故郷から避難した人々に人道支援を提供し続けています。

ステファン・デュジャリック氏はニューヨークで記者団に対し、「これには食料、医療、現金援助、教育支援、避難民家族への法的保護サービス、上下水処理システムの維持支援が含まれる」と語った。

同氏は、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、銃撃戦で大きな影響を受けた国境の村に6万人が残っていると推定していると付け加えた。

「安全保障、アクセス、資金の問題により、これらの人々に人道支援や支援を提供する我々の能力は非常に限られている」と付け加えた。

レバノンの人道調整官イムラン・リザ氏は木曜日、南部での最近の敵対行為の激増は「非常に懸念している」と述べた。

「罪のない命の喪失は嘆かわしいことだ。戦争のルールは明らかだ。当事者は民間人を保護しなければならず、これらのルールは守られなければならない。民間人は標的ではない」とリザ氏は声明で述べた。

国連人権事務所によると、レバノン南部では過去4カ月間に少なくとも39人の民間人が殺害されたと伝えられている。

イスラエル軍とヒズボラの間で断続的な銃撃戦が繰り広げられる中、レバノンとイスラエルの国境沿いで緊張が高まっており、両者が2006年に全面戦争を行って以来最も悲惨な戦闘となっている。