ヨルダン川西岸のヨルダン渓谷で800ヘクタールの土地を接収するイスラエルの決定をドイツが非難
外務省「これは過去30年以上で最大の収容となる」
AA.com 24, 03, 2024より:
イスタンブール
ドイツとスペインは日曜日、占領下のヨルダン川西岸のヨルダン渓谷地域でパレスチナ人が所有する土地800ヘクタールを押収するというイスラエルの決定を非難した。
「パレスチナ自治区の800ヘクタール以上の土地をイスラエルの『国有地』として没収するとの発表を強く非難する。これは過去30年以上で最大の収用となるだろう」とドイツ外務省はXで述べた。
さらに、「和解は国際法に違反し、この極めて脆弱な状況においてさらなる緊張を煽るものである」と付け加えた。
スペイン連立政権もまた、占領下のヨルダン川西岸とヨルダン渓谷の一部を併合するというイスラエルの決定を「強く非難」した。
外務省はウェブサイトに掲載した声明で、「政府はイスラエルのベザレル・スモトリヒ大臣によるパレスチナ占領地内の土地没収の発表を断固として非難する」と述べた。
「この発表は明らかに国際法に違反しており、地域紛争を悪化させ、停戦に向けた国際的な努力をさらに困難にしている。占領地におけるイスラエルの入植は国際法違反であり、平和への障害である」と強調した。
イスラエル国営テレビチャンネルKANのニュースによると、イスラエル政府は占領下のヨルダン川西岸地区のヨルダン渓谷地域の土地800ヘクタールを押収し、「国有地」であると主張したと伝えられている。 押収された土地は不法ユダヤ人入植地の建設に使用される可能性があると述べられた。