火薬庫アフリカ:ニジェールの抗議活動が米軍の撤退を要求、ロシア軍の「教官」は歓迎される
THE GATEWAY PUNDIT Apr. 13, 2024より:
アフリカのサヘル地域の状況は急速に変化し、植民地後のフランスの統治は崩壊したが、複数の国でクーデターが発生し、ロシアとの二国間関係を発展させている軍事政権の強大化をきっかけに、アメリカの影響力も危機に瀕している。
ニジェールの場合、この状況はニジェール軍事政権が継続中の米軍事協力協定を破棄し、軍隊と民間人に国外退去を命じるまでにエスカレートした。
ニジェール軍事政権の報道官、アマドゥ・アブドラママネ少佐は、解釈の余地なく、「米軍基地と民間人はこれ以上ニジェールの領土に留まることができない」と明言した。
それ以来、米国はサヘル地域での「対テロ作戦」の将来を慌てて評価している。
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さて、軍事政権が新たなロシア軍事教官を迎えてからわずか数日後の今日(13日)、ニジェールの首都の街頭に群衆が集まり、米軍の撤退を要求したことが浮上した。
ロイターは次のように報じた。
「ニアメ中心部を、腕を組んでデモ行進した群衆は、昨年国軍がクーデターで政権を掌握した後、ニジェールからフランス軍が撤退するきっかけとなった反フランス抗議活動を想起させるデモで、ニジェールの国旗を振った。
英語で書かれた手書きの看板には「米国はニジェールから急遽撤退せよ」と書かれており、軍事政権と、約1,000人の米軍人がニジェールの領土内2つの拠点で活動することを許可した3月中旬の協定を取り消すという軍事政権の決定への支持を示している。
[…]クーデターが起こるまで、ニジェールはフランスと米国の重要な安全保障パートナーであり続け、西アフリカのサヘル地域で10年続いているイスラム主義者の反乱を抑制する国際的な取り組みの一環としてニジェールを拠点として利用していた。」・・・・