イスラエルはレバノン国境付近の軍事地帯を閉鎖すると発表、イスラエルの地上攻撃が近いとの報道も
ヒズボラはイスラエルが南レバノンに侵攻しても対抗する用意があると表明
エルサレム
イスラエル軍は月曜日の夕方、レバノン南部へのイスラエルの地上攻撃が差し迫っているとの報道を受け、レバノンとの国境近くに閉鎖軍地帯を設置すると発表した。
イスラエル軍の声明によると、この発表はイスラエルとレバノンの国境地帯の状況評価の後に行われた。・・・
イスラエル軍は月曜日の夕方、軍の北部司令部がレバノンへの地上攻撃の戦術的戦闘計画を承認したとも述べた。
また、軍の師団はここ数日、レバノンとの国境近くで「さまざまなシナリオ」をシミュレートする訓練を実施したと付け加えた。
これらの展開に合わせて、ヨアブ・ギャラント国防相は月曜日の早い時間に、レバノンの組織ヒズボラとの戦闘の次の段階が「まもなく開始される」と述べた。
ヒズボラは、イスラエルが南レバノンに侵攻した場合にはいつでも対峙する用意があると述べた。
「戦いは長く、選択肢は開かれている。イスラエルがレバノンに地上侵攻した場合には、いつでも対峙する」と、ヒズボラ副代表ナイム・カセム氏は、代表ハッサン・ナスララ氏が先週イスラエルに殺害された後、同組織を代表して述べた。
レバノン保健省によると、イスラエルは9月23日以降、レバノン全土のいわゆるヒズボラの標的に対して大規模な空爆を実施し、960人以上が死亡、2,770人以上が負傷した。
ナスララ氏を含むヒズボラの指導者数名が襲撃で死亡した。