ポーランド大統領、バイデン氏のミサイル決定を「画期的」と称賛
アンジェイ・ドゥダ氏、ウクライナが米国提供の長距離ミサイルを使用してロシア領内で攻撃を行うことを米国が承認したことを称賛。
AA.com, 19-11-2024より:
米国のジョー・バイデン大統領が、ウクライナが米国の長距離ミサイルを使用してロシア領内で攻撃することを承認した決定は「画期的な瞬間」だとポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は月曜日に述べた。
「私はバイデン大統領と同盟国の決定を満足して受け入れた。ウクライナはロシアの後方を押し戻すような防衛手段を持つべきだ」とドゥダ氏はワルシャワで記者団に語った。
米国の高官2人によると、バイデン氏はロシア領への限定的な攻撃に米国の強力な長距離陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)の使用を承認した。この決定は、北朝鮮がモスクワのウクライナ戦争を支援するために数千人の兵士を派遣したとの報道を受けてのものだと、ニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙は報じた。
「これは非常に重要な変化だ。バイデン大統領の決定に続いて、フランスと英国が(同様の)決定を下した。 「状況は進展している」とドゥダ氏は述べた。
「この決定は非常に必要だった。ロシアはウクライナが明確な支援を受けていることを明らかに認識している。これは戦争における重要な、おそらく突破口となる瞬間だ」と同氏は付け加えた。
ショルツ首相とプーチン大統領の対話
国営PAP通信によると、先週金曜日のショルツ首相とプーチン大統領の電話会談について、ドゥダ大統領は「自発的な行動」であり「間違い」だと述べた。
「ドナルド・トランプ氏が米国大統領に就任する前に、この紛争を凍結し、停戦をまとめる可能性を探る試みだという認識はないのか」と同氏は述べた。 ドゥダ大統領はさらに、「ドイツはおそらく接触の機会を探している」と示唆し、ドイツの報道機関が指摘しているように、「首相府と首相は、ロシアとのエネルギー契約を再開し、再びロシアからエネルギー商品を購入できるようにするための合意に達する方法を模索している」と述べた。