ドイツの主流派「保守派」メルツ、緊急移民法案でアリス・ヴァイデルの AfD に投票へ

「ファイアウォール」の終焉?ナイフ攻撃の波を受けて。
THE GATEWAY PUNDIT Jan. 24, 2025より:

AfDのアリス・ヴァイデルとCDUのフリードリヒ・メルツ。

欧州の右派政党が世論調査で猛烈な勢いで躍進し始めて以来、「主流派」政党(別名グローバリスト)は、彼らが「極右」と名付けた政治勢力を「ファイアウォール」で封じ込める手段に頼ってきた。
この策略は、フランスではマリーヌ・ル・ペンのRN、オランダではヘルト・ウィルダース、オーストリアではヘルベルト・キクル、そしてもちろんドイツでは、最大の「悪者」であるドイツのための選択肢(AfD)に対して機能しているのを目にしてきた。
しかし、来月の総選挙で勝利が確実視されている有力候補が、AfDと協力して「移民法を厳格化する」可能性があると述べたことで、いわゆる「極右」に対するドイツの「ファイアウォール」は崩壊しつつあるようだ。
テレグラフ紙は次のように報じた。
「保守派キリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ党首は金曜日、野党でありながら議会でのAfD票の助けを借りて、同党は移民問題に関する厳しい動議を通過させようとしていると述べた。
これはメルツ氏にとって大きな方向転換となる。メルツ氏はAfDと協力しないと繰り返し誓っており、主流政党がAfDと協力しないと誓約する「ファイアウォール」を長年支持してきた。

常識:イーロン・マスク氏はAfDを公然と支持し、AfDが「極右」であるという説に異議を唱えている。

自由民主党(FDP)の自由市場リベラル派も、CDUのより厳しい移民政策案にAfDとともに投票する用意がある。
「FDP副議長のヴォルフガング・クビツキ氏はこう語った。『誰が賛成するかは気にしない。国に必要な措置の承認を誰が我々に投票するかに結び付けることはできない』」
退任するオラフ・ショルツ首相と彼のリベラル左派社会民主党(SPD)は、AfDの支援を受けて法案を可決すれば「ファイアウォール」が終わると言い、パニックになっている。
「SPDの事務総長マティアス・ミールシュ氏はシュピーゲル誌にこう語った。『これは、我々が常に警告してきた黒青(CDU-AFD)の連携の始まりとなるだろう』」
[…] AfD共同代表のアリス・ヴァイデル氏はこう語った。『ファイアウォールは崩壊した! 「CDUとCSU(CDUのバイエルン姉妹党)は、移民問題という重要な問題についてドイツ連邦議会でAfDと共闘するという私の申し出を受け入れた。これは我が国にとって良いニュースだ!」
不法移民によるナイフによる襲撃が後を絶たない中、CDU党首は、国境で​​入国を拒否されるすべての不法移民の入国禁止を含む、移民法を厳格化する5項目の計画を提示した。