イスラエル軍のブルドーザーがラマダン初日にヌールシャムス難民キャンプの住宅を破壊

イスラエル軍、占領下のヨルダン川西岸で軍事攻勢を激化
AA.com, 02.03.2025より:

ラマダン初日、イスラエル軍のブルドーザーが占領下のヨルダン川西岸のヌールシャムス難民キャンプに侵入し、アルマンシヤ地区の住宅を破壊し、道路を破壊した。
ヌールシャムス難民キャンプの人民委員会のニハド・アル・シャウィッシュ委員長はアナドル通信に対し、「軍のブルドーザー数台がアルマンシヤ地区を襲撃し、道路を破壊し、住宅の一部を破壊した」と語った。
シャウィッシュ委員長は、イスラエル軍が「大規模爆破」の準備をしているとしてヌールシャムス難民キャンプ周辺の住民に避難を強制したと付け加えた。
シャウィッシュ委員長は「軍はキャンプの住民全員に退去を命じた」と述べた。
ヌール・シャムスへの軍事攻撃は21日目に入った。一方、イスラエル軍は1か月以上にわたり、進行中の軍事攻撃の一環として、ヨルダン川西岸北部の都市、特にジェニンとトゥルカレムを標的にしており、少なくとも64人が死亡、数千人が避難している。
2月23日、イスラエルの戦車がジェニン難民キャンプに侵入し、2002年以来見られなかった軍事的緊張が高まった。
パレスチナ当局は、軍事攻撃の継続はネタニヤフ政権によるヨルダン川西岸の併合と主権宣言というより広範な計画の一環であり、二国家解決の公式な終焉を意味する可能性があると警告している。