ハンガリーのオルバーン首相:ウクライナに「空約束」しか与えないEUを破った

THE GATEWAY PUNDIT Mar. 21, 2025 9:30 amより:

欧州各国首脳の中でトランプ大統領の最も近しい思想的盟友の一人と広くみなされているハンガリーのビクトル・オルバーン首相は、木曜日、ブリュッセルでEU首脳らと激しい会談を行った後、EUにはロシアとの紛争が続く中、資金と物資の両方に大きく依存しているウクライナを支えるだけの財源がないと述べた。・・・
「[EUは]ウクライナへの武器供給、ウクライナ軍の維持、ウクライナ国家の機能への資金提供を継続したいと話しているが、ポケットにはお金がない。それは空約束だと思う」とオルバーン首相は付け加えた。
ブリュッセルで開かれた欧州理事会サミットの初日、・・・・ウクライナ問題に関するEUの戦争賛成の合意を拒否したと発表。
外交政策や安全保障政策など、デリケートな提案については、EU加盟27カ国の首脳で構成される欧州理事会は、全加盟国の全会一致の承認を必要としている。これは全会一致ルールとして知られている。

拒否権!もうたくさんだ!私たちはハンガリー国民にウクライナのEU加盟について尋ねるつもりだ。それまではこの問題に関していかなる共通の立場も支持できない。

キエフへの追加軍事支援を求めるEU共同声明への署名を拒否したことについて、首相は「それまでは、この問題に関するいかなる共通立場も支持できない。ハンガリーを含む戦争支持の欧州共通立場が形成されることを我々は認めない」と述べた。
首相は、ウクライナ戦争に起因する経済的負担を負うことをハンガリーが拒否していることを強調し、

欧州の指導者らに対し、自らが「軍事的冒険」と呼ぶものにふけるのではなく、米国主導の平和構想を支持するよう求めた。・・・
オルバーン氏のリーダーシップの下、ハンガリー政府は一貫して拒否権を行使して援助パッケージを阻止または延期し、トランプ大統領と同様に、EUはロシアとの緊張の高まりよりも外交を優先すべきだと主張している。
オルバーン氏の度重なる拒否権発動はEUの戦争支持派政治家を苛立たせ、EUの左派リベラルグローバリスト陣営からは、全会一致ルールを限定多数決に基づくシステムに置き換えるEU条約の改正を求める声が上がっている。
米国のディープステートが火付け役となった東スラブ間の血なまぐさい紛争を煽ることに反対しているのは、ハンガリーの首相だけではない。
ロバート・F・ケネディ・ジュニアを含む多くの人が米国のディープステートが火付け役となったと考えている、血なまぐさいスラブ間の紛争への継続的な資金援助に反対しているのは、EU首脳の中でハンガリーの首相だけではない。スロバキアのロバート・フィツォ首相など、他の首脳も公然と同じ立場をとっている。・・・
イタリアやスペインを含むEU南部諸国の指導者らも、EUの最高外交官カヤ・カラス氏が提案した、ウクライナへの軍事支援にさらに400億ユーロ(430億ドル)を割り当てる計画を拒否した。・・・