パリのウクライナ首脳会談参加者、対ロシア制裁解除に反対 ― マクロン大統領
フランス大統領は、欧州連合には凍結されたロシア資産を差し押さえる法的根拠がないと指摘
Tass, 28 MAR, 00:04より:

パリ、3月27日。/TASS/。
モスクワとの紛争でキエフを支援するパリ首脳会談の参加者は、対ロシア制裁を解除する時期はまだ来ていないと考えている、とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は述べた。
「ウクライナへの短期的な支援については、今はいかなる制裁も解除する時期ではないと全員一致で同意した。明確な平和が実現するまで制裁解除の政策はあり得ない。したがって、我々は特に影の艦隊に対して、また一部の産業部門に対しても経済的圧力を維持するつもりであり、この方向で引き続き取り組んでいく」と、首脳会談後の記者会見で同大統領は述べた。
同時に、マクロン大統領は、欧州連合には凍結されたロシアの資産を差し押さえる法的根拠がないと指摘した。
「国際法の下では、凍結された資産を差し押さえることはできない。法的根拠がない」とマクロン大統領は述べた。