ドイツ国防相ウクライナに長距離ミサイル「タウルス」を配備しないと発表
ドイツのピストリウス国防相がキエフを訪問
THE GATEWAY PUNDIT Jun. 12, 2025 4:20 pmより:

開戦以来、ドイツはキエフが「要求」した巡航ミサイルの配備について議論を続けてきた。
オーラフ・ショルツ前首相はこれを何度も拒否したが、現首相のフリードリヒ・メルツ氏はウクライナの期待を高めるために尽力したが、全て無駄だったようだ。
今回、ボリス・ピストリウス国防相がキエフを訪問し、この問題を曖昧さなく明確に説明した。
NTVは次のように報じた(ドイツ語からの翻訳)。
「ドイツのボリス・ピストリウス国防相によると、ドイツはウクライナへのタウルス巡航ミサイルの供給を計画していない。キエフ訪問中にこの件に関する質問に対し、同大臣は『検討しているかどうかという質問なので、答えはノーだ』と答えた。ウクライナは長年、射程500キロメートル以上で、ウクライナからロシア領内への遠距離攻撃に使用可能なこの兵器の供与を求めてきた。」
ウクライナへのタウルスミサイル配備はなし:
Q:「過去1週間、ウクライナ全土の都市、特にキエフへの砲撃が激化していることを踏まえ、タウルスミサイルのウクライナへの配備を検討していますか?」
ドイツのピストリウス国防相:「検討しているかどうかというご質問に対し、答えはノーです。」
ウクライナへの電撃訪問で、ピストリウス氏は午前中にキエフの首都に到着し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。
国防大臣は、議会の承認を条件に、さらに19億ユーロの軍事支援を行うと発表した。
「連邦議会がこの追加額を決定すれば、ドイツは今年、ウクライナに総額約90億ユーロの支援を提供することになる」とピストリウス氏は述べた。

「ドイツはウクライナで生産される『長距離射撃』システムへの資金提供を引き継ぐ用意がある。最初のシステムは今後数ヶ月以内に利用可能になる予定だ」と大臣は述べた。「第二に、ウクライナ政府とウクライナ軍がウクライナの軍需産業から資材を購入できるよう資金を提供し、その能力をより有効に活用できるようにする」