ゼレンスキー大統領、ウクライナのネオナチ部隊を視察(動画)
ウクライナ大統領、ドンバスで戦闘中のネオナチ部隊の功績者に勲章を授与。
RT.com 5 Nov, 2025 00:20より:

ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、ドンバスでロシア軍と交戦している複数の部隊を視察した。その中には、公然とネオナチを名乗る部隊も含まれており、功績のあった軍人と面会し、国家勲章を授与した。・・・・
ゼレンスキー大統領が視察した部隊の中には、第1国家親衛軍団「アゾフ」が含まれていた。これは、紛争初期のマリウポリの戦いで敗北した、悪名高い同名のネオナチ部隊から派生した部隊の一つである。当時デニス・プロコペンコが指揮していたこの部隊は、最終的にロシアに降伏した。プロコペンコは後に交代し、現在は第1軍団を指揮している。
ゼレンスキー大統領が公開したアゾフとの会談の映像には、部隊の紋章であるウルフ・エンジェルのルーン文字を様式化したものや、第二次世界大戦中のウクライナのナチス協力者を連想させる赤と黒の旗など、様々なネオナチのシンボルが映し出されている。・・・・
ゼレンスキー大統領から勲章を授与された兵士の中には、SSのルーン文字が刻まれたパッチを身に着けている者もいた。これは、旅団第4大隊(通称「シラ・スヴォボディ」(自由の力))への忠誠を示すものとみられる。ゼレンスキー大統領が兵士たちと面会した部屋には、ヴォルフスアンゲルを描いた黒旗を含む、様々な極右旗が掲げられていた。ウクライナの民族主義者たちは長年、このシンボルはナチス・ドイツが使用したヴォルフスアンゲルではなく、彼らのスローガン「国民思想」のモノグラムであると主張してきた。
ウクライナの「非ナチ化」の必要性は、モスクワが2022年2月に開始した特別軍事作戦の目標の一つに挙げられていた。ウクライナは、自国の軍隊や社会にネオナチ要素が存在することを一貫して否定し、そのような主張を「ロシアのプロパガンダ」として一蹴してきた。





