日本では夫人が家庭の手綱を握っている、「女性が~」の皆さんへ

2021年3月10日

『英国人写真家の見た明治日本』ハーバート・G・ポンティング著より
夫は自分が手綱を握っていると思っているが、
夫人が導くままに従っているだけなのを知らないのだ。・・・

ポンティングは1901~02年何度か来日していますが、欧米では、1910年にスコット大佐の第二次南極探検隊に加わり記録写真を撮った写真家として知られています。また彼は日露戦争にも従軍しています。この本には100枚くらいの写真も載っています。
抜粋引用します。

家の中での婦人の演ずる役割について、人々の見解が分かれることはない。彼女は独裁者だが、大変利口な独裁者である。彼女は自分が実際に支配しているように見えないところまで支配しているが、それを極めて巧妙に行っているので、夫は自分が手綱を握っていると思っている。そして、可愛らしい妻が実際にはしっかり方向を定めていて、彼女が導くままに従っているだけなのを知らないのだ。・・・
松山で、ロシア兵(捕虜)たちは優しい日本の看護婦に限りない賞賛を捧げた。寝たきりの患者が可愛らしい守護天使の動作の一つ一つを目で追うその様子は、明瞭で単純な事実を物語っていた。
何人かの勇士が病床を離れるまでに、彼を倒した弾丸よりもずっと深く、恋の矢が彼の胸に突き刺さっていたのである。ロシア兵が先頃の戦争で経験したように、過去のすべての歴史において、敵と戦った兵士がこれほど親切で寛大な敵に巡り合ったことは一度もなかったであろう。それと同時に、どこの国の婦人でも、日本の婦人ほど気高く優しい役割を演じたことはなかったのではあるまいか。

私の前線での幕僚昼食会の席で、第一師団司令官の黒木陸軍大将の隣に座ったとき、黒木大将は“日本の兵隊の挙げた業績について話すときに忘れてはいけないのは、これらの行為を成し遂げたのは決して日本の男子だけではないということです。もしわが国の兵隊がその母親から、義務と名誉のためには全てを犠牲にしなければならないという武士道の教育を受けなかったら、今日の成果を挙げることができなかったでしょう。日本の婦人は非情に優しく、おとなしく、そして謙虚で、これからも常にそうあってほしいものだと思います。また、それと同時に大変勇敢でもあり、我が国の兵隊の勇気は、大部分、小さいときにその母親から受けた教育の賜物です。一国の歴史の上で婦人の果たす役割は大きく、どこの国でも、もし婦人たちが、何にもまして勇敢で優しく謙虚でなければ、真に偉大な国民とは言えません。兵隊と同様に、日本の婦人は国に大きな貢献をしているのです”と話した。引用終わり。

★よく左翼や反日が言うように、幕末から戦前にかけての日本女性が抑圧され、虐げられていたような気配が、彼らの日本見聞記から感じられるでしょうか。日本では他の国以上に男性も女性も自由な中に生活していたようです。